方言研究会学生 標準語を南部弁に翻訳するアプリ開発

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八戸工業大学 方言研究会は、方言の保存・継承活動に取り組むために、学科や学年を超えて集まった有志のグループです。

今現在、システム情報工学科の学生が中心となって、方言翻訳アプリケーションソフト「OK,hougen」の開発に取り組んでいます。写真のように、地域で行われるイベントや学園祭で、大人から子どもまで幅広い年代の方に対して体験会を開いています。

ホコテン

科学の祭典

学園祭

「OK,hougen」は、マイクに向かって標準語を話すと、それに対応する南部方言の音声が流れるというものです。他にも、標準語と南部方言の音声波形を見たり、方言を使った例文の音声を聞いたりすることができます。このアプリケーションソフトを通して、日頃あまり南部方言に触れる機会がない人たちに興味を持ってもらえたら良いと考えています。

アプリの画面

こうした取り組みを通して、新聞やテレビでも取り上げていただきました。
https://www.hi-tech.ac.jp/entry/4188

今後の課題は、方言から標準語への翻訳や、翻訳する語彙の数をさらに増やしていくことです。研究会メンバーそれぞれの個性を活かし、改善と発展に努めています。

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