平成20年度あおもりOSS中核人材育成事業で進めている題記講座(第2日目)が、7月17日(木)、行われました。この日の課題は、サービス仕様と画面イメージの決定です。サービス仕様の決定では、要求仕様から必要となる機能をリストアップして段階的に詳細化し、機能間の整合性検討も行います。さらに、要求仕様の不足している部分は依頼者(講師)へのヒアリング・提案・確認を行い具体化していきます。また、画面イメージの決定では、実現する機能に合わせて、メインメニュー画面・サブメニュー画面・個別機能画面などの画面構成(メニュー構成)や画面の流れとなる画面遷移を決めます。個別機能の画面動作イメージは、実現する機能に合わせて以下のような事項を決定します。
- 入力する情報(IDなどの個人情報、追加金額など)
- 出力する情報(支払い金額、残高など)
- 内部処理(引き渡すデータなど)
受講生は、要求仕様という制限があるものの自由な発想の基にシステムを考え出すことができるため、様々な意見を出し合い活発に議論していました。また、依頼者役の講師へ自分たちが考え出したシステムについての説明や提案なども熱心に行っていました。
<演習室の様子>
<学生同士のディスカッション>
<依頼者へのヒアリング・提案①>
<依頼者へのヒアリング・提案②>
<作成中のサービス仕様・画面イメージ①>
<作成中のサービス仕様・画面イメージ②>